法を学ぶ意味
今日ようやく法を学ぶ意味がわかった気がする。
「法律なんて暗記ゲーだろ!弁護士とか法律AIできたら詰みだろ!まじで勉強する意味わかんねぇ!○ねよ!!」
と7月3日の午後8時半まで自分は嘆いていた。
その期間、ざっと3年と6ヶ月。
しかし今日、革命的な出会いをした。
7月に入ってこれ以上留年することは絶対に許されない自分は期末テストの勉強を始めた。
とりあえず一番難しそうな刑事訴訟法から。教授から指定された本を読むも内容が頭に入ってこない。
気合いで二日間で20ページ読んだ。1ページ1ページが鉛のように重く、はやく自分の読みたい本を読みたい!と常に思いながらページをめくったが、相変わらず内容は入ってこない。
気晴らしに、図書館を散歩していた。大学一年生向けの法律入門書コーナーが目に入った。この4年間一度も法律を勉強したことがない自分はこの本を手にした。
パラパラとめくったところ、これならビジネス本のような感覚で読めそうと確信した。
Let's reading😉
気づいたら1時間が過ぎていて、一章を読み終わった。法と法律の違い、法律の面白さ、法を学ぶことによって身につくことなど、きっとテスト勉強には関係ない、法の本質がわかりやすく書いてあった。しかしこれは間違えなく、今後の人生に大きな影響を及ぼすだろうと確信できる内容が記されていた。
少し説明しようと思う。
まず法と法律の違い。
法とは道徳であり正しい心理に基づいたもの。これは人間が作ったものではない。自然に生まれたものだ。
法律は人間が作ったもの。この世の秩序を守るために、全ての人をターゲットに書かれた抽象的な文章だ。
法律は自然に生まれた法を時代に合わせて言語するために存在すると自分は解釈した。
そしてこの法律は抽象的な文章なので人によって解釈が変わる。自分は今までルールがあって適応される法律は決まっているもので、答えは一つだと考えていた。なので暗記ゲーだと勘違いしていた。
全然違った。自分の価値感で、あくまでも公平性を維持しながら、裁く。
まるで法律を楽譜とし、自分の解釈で演奏するように。
楽譜は一緒だが、奏でる音は違うオーケストラな同じように法律は一緒だが、その解釈の仕方は違う。人によって正義が違うからだ。
非常に面白みを感じた。
判例を見て、いろんな人の考え方を学ぶ。そして成長する。
非常に論理的で暗記ゲーなどでは全くない。
これをリーガルマインドというらしいのだが、これは今から自分がやろうとしていることに必要な考え方だと判断した。
おれはリーガルマインドを身につけたい。その一心でこの1ヶ月を過ごそうと思う。この想いが出てきた瞬間。イヤイヤやらされていたことにワクワクしながら主体的に取り組めるようになった。そして脳汁も出た。
7月は法を1ヶ月ガチで学んで、圧倒的に成長する。
この本に出会えて本当によかった。
ありがとうございます!!
enjoyLife!!!!
では!!